否定脳から逃れる方法

自動販売機で選択ボタンを押すとお気に入りの商品が出てきますが、

人間の場合ある現象に対し、どのように反応するかで結果が決まります。

例えばネガティブに反応すればネガティブな結果になり

ポジティブを選べば良い結果が得られます。

(単純に考えてです)

人はこの選択を習慣的に行っています。

その反応の仕方、選択の仕方に、その人なりのパターン(人生脚本)があります。

つまりある鋳型(図ではスキーマになっています)により決まるという事です。

スキーマ:習慣的に固定した思考行動様式

この例で肯定的な鋳型をもっている人は良い結果になりますが、

否定的な鋳型を持っている人の場合は、「自己破壊的」に墓穴を掘っていきます。

こういう場合は、このままでは、救いようがありません。

 

自分の思考の癖を自覚することで自分を救う道が開けます。

何かの状況に対し「自動思考」をどのよう働かせているかにより結果が決まります。

目、悪いのが「どうせうまくいかないだろう」という自己処罰。

番目、他罰、人のせいにする。

三番目、思い込み「人はこう思うだろう」

四番目、決めつけ「自分はダメだ」「人が悪い」

五番目、良いかよいか悪いか、はっきりさせないと気が済まない。

こういう思考の癖が悪い結果を招きます。

これらが自分を苦しめる結果を招きます。

 

その他には、人より常に優位に立たないと気が済まない主客転倒型、

人が付いてきません。

 

心理学での3タイプの分け方があります。

救援者、迫害者(加害者)、犠牲者、表現はオーバーです。

カープマンの三角形参照

 

問題になるのは犠牲者、この人は考え方が否定的だったり悲観的だったり、

迫害者(親、他人)から悪い影響を受けて、

しっかりした自分が出せないタイプです。

迫害者に対処するには、強さが必要です。

強さを持っていても自分の強さに気づいてない人も多くいます。

本来明るい性格なのに、それを出せない人もいます。

自分を解放するには「感情の捨て所」が必要です。

「怒りのトリセツ」

強さのない人は迫害者からひたすら逃げる事、離れる事。協力者を求める事。

 

迫害者が親の場合は、高校生ぐらいから独立する場合もあります。

被害者の特徴は他人は大きく自分は小さくという位置づけ。

他人や仕事にエネルギーを使い果たし、自分自身を鼓舞する事にエネルギーを使って

いないので、このまま自分を鼓舞しなさいと言っても無理です。

 

50代になっても母親と一緒にいるだけで眠れないという人もいます。

過去の刷り込みと闘わなければいけません

食事や健康管理で、自分自身のパワーを保持することでも救われます。

 

飲食や買い物で自分をごまかしている人もいます(依存症)

こういう人は常に目立ちたがります。

問題を温存しながら一生このスタイルを維持できるならいいですが、

根本にプライドが隠れています。一生成長しません。

 

救援者は、自分は犠牲になっても他人を大きくしたい人の面倒見たがりで、

相手の自律性を阻害すれば、迫害者になります。

こういうタイプは調停委員やカウンセラーになります。

中には占い師も含めて権威性を求めてる場合は迫害者の要素が出てきます。

 

迫害者は、自分の欠点は小さく他人の欠点は大きくとらえたいタイプです。

このタイプも親の影響があります、つまり親との戦いを他人に向ける人です。

 

こういう人は出世や成功を望んでも無理です。

3タイプに分けて人を観察すると実態が見えてきます。

 

行動科学における「3の法則」では

・3日間続けば継続力がついてくる

・3週間続けば習慣になってくる

・3か月間続けば結果が出てくる

  

成功と失敗の分かれ目

 

考え方で生き方が異なる生き方

親に壊された心の治し方から転用してます

スキ-マのチェックシート