成功への道はまっすぐではない

ゲシュタルトセラピーの第一人者、百武正嗣さんは、アメリカに行き勉強しようとしたが英語の勉強に2年を費やし英語が下手なために大学院を2年卒業できず、お情けで卒業、アメリカで限界を感じ、日本に帰ったがひどい引きこもりになり、何もできずヨガを2年やっていたら自然に治った。

この経験をもとにゲシュタルトセラピーを学びなおした。

 

元銀行頭取で拘置所に拘束されて牢屋で毎日腕立て伏せをして元気になった人もいます。

 

易聖・高島嘉右衛門翁も牢屋で易の勉強をした。

 

女中の子として生まれた元首相、日本銀行総裁の高橋是清は、悪ガキ、芸者遊びをして身を持ち崩したこともあり、何回も人に騙されています。

 

野口英世は、借金を重ね、これを題材に本名で小説を書かれたため名前を変えるために養子に入っています、婚約者の金を使い渡米しています。

 

阪急グループの創始者小林一三は、小さいころ両親を亡くし、銀行時代は、

閑職、左遷、お茶屋通い、舞子にうつつを抜かし(心を奪われて、夢中になる)たこともあった。

 

成功者は、必ずまっすぐに成功していったわけではなく業(悪業・因業・罪業・宿業)を伴いながら成功の道を模索していったということです。

 

立川談志は「落語は、人間の業の肯定」と言っています。

 

小林一三の名言

「下足番を命じられたら日本一の下足番になれば誰も下足番にはしておかな

い」

 

「金がないから何もできないという人は、何があっても何もできない」

 

「自分の長所を磨かず、世間の常識に合わせる努力をする人が多い」

 

最近の大学生は、

公務員希望が多く、褒められて注目されることを嫌い、平々凡々とした状態を好むものが多い。

  高島嘉右衛門

  野口英世

   小林一三