古典信仰

中国何千年の歴史というフレーズが好きな人たちが陥る判断誤りです。

古いほど価値があると思い中国の文献を1万冊集め日夜読んでいるという者もいますが、占いも進化してるので、大きな流れを読む(字を読むのでなく)事

が大事です。

中国はヨーロッパと地続きなので、お互いの影響があります。

数秘術も中国の影響を受けています。

 

それぞれの占いを勉強していくと、共通項があります。

 

(例えば、密教占術の解釈、生まれ年の傾向は、数霊術、マヤ歴、九星、気学

 (伝統的でない正確な判断の場合)と共通しています。

姓名判断の画数を漢字の起源を漢学でみる流派がありますが、漢字は、日本の漢字の影響を5000文字受けています。)

 

共通項の中で何が役に立つかという視点を持つことが肝心で、古いものには、それなりに未発達部分があるという事がわかりますが、自分に判断力がない人達は、伝統、権威、流行などの影響を受けて自己判断しません。

これが古典信仰につながります。

 

原始仏教では「まず師を疑え」、哲学者のベーコンは「人を誤りに陥らせる幻影の一つは、権威や伝統を疑いもなく信じること」と、いっています。

それらを信じることは考えることも検証作業もいらず、安易です。

この安易さゆえに、古典信仰者は、伝統や権威を笠に着ていばる(防衛機制)という傾向が見られます。

 

 ⇒古典好きが陥る誤