私が十五占法にたどり着くまで
いきなり専門的な説明ではおわかりにくいので経過から説明します。
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「理想的な占いを求めて」
私の占法にたどり着いた方がおられますが、まず、
「理想的な占い」という発想そのものが通常思い浮かびません。
最初、各占いについての知識がないのが普通で、受け身だからです。
私もいろいろな占いを勉強する流れの中から思いついたわけで、
私の先生も、姓名判断と同時に見れるので便利だという程度のものでした。
姓名判断もいろいろな流派、理論があって、不明確なところがあったので、
単純化できて、これはいいと思いました。
次のヒントは、アイルランドの手相師
キロが数秘術と合わせて占っている事、
家相も風水(数風水)も方位も九星絡みの「1から9までの数字」を使って
いる事、
また、東洋も西洋も、1から9までの数字を使っている点が共通している事に
気が付きました。
陰暦の占いを陽暦で見ることによって、
(今も九星気学、四柱推命、算命学、
紫微斗数占い等は陰暦を使っています)
見方が明確になった事、鑑定結果が現実と一致したこと。
それを提唱する著者の本をS53年に、東京まで買いに行ったときに、西洋の
占数術、占数学の本に出会ったこと。
各占いについての詳しい解説がついた本「運命学の運命」に出会ったこと。
などから、まず、
どの占いは「選ぶべきではない」
(重要点)ということがわかりました。
先生から1から9までの数字の解説があったらなんでも買ってくればいいのにと言われたので、さらに関心が深くなりました。
心理学でも、単一の心理学よりも、あらゆる心理学の中から必要なものを選び出すのが正しいと言う心理学者(植木理恵)もいます。
ざっと説明すればこういうことですが、こういう変遷を経ていない人は、
時々古典回帰や他の占いに興味を持つ人がいます。
私の初期のプロコースで最初に各種占いの解説から始めたら、さっぱり理解できないと言われたのでこれはやめましたが、各種占いの特質を知らないと、
私の占法のホントの良さは分かりません。
占いに限らず、1つのことを見極めようとすると、最低限100冊以上の本
(厳選して)は揃える必要があります。
(探求心のない人、読書経験のない人は、例え、国立大学を出ていても、
役に立たない本ばかり買います)
ざっと20万円以上、これを勉強して、経験して、さらに検証作業(私の場合は30年)が必要です。
さらに看的技法を磨くには15年を要しました。
世の中簡単に必要なものが得られる事はありません。
必要なのは判断力です。
判断力のない人は伝統的な古典を安易に選び失敗しています。
「正しいのは少数派」(湯川秀樹博士)
安いから怪しくて、古くて高ければ信用できると判断する人もいます。
何おか言わんです。
私の占い教室で教材を集めたら、さっさとやめる人がいましたが、こんな
安易な方法で技術を習得することは絶対できません。
⇒十五占法の解説⇐リンク