成長を拒否する防衛機制
防衛機制とは
自分の変化を迫られる、怖いもの、不安、葛藤、失敗感などを解消し
ようとして働く現在の自分を守ろうとする心理、
自己の成長に自分が抵抗する心理。
この時、創造的エネルギ-は働かない。
例:否定語を使うと脳が働かなくなる。
どんな人間でも未認識の自分に遭遇する事を拒否する。
防衛しないで未認識の自分を認めること。
気張らず、恐れず、不完全さを認める事。
成功する防衛
昇華:(置き換え)社会に容認される形で不満を解消する。
例:ベートーベンは失恋して「月光」を作曲した。
レベル4、成熟した防衛
アクセプタンス(受容)
愛他主義 たとえ自分が不利益を被っても、他人に代わって建設的な助けをする。
先取り 将来の苦痛を予想する
禁欲主義
勇気
感情の自己コントロール
感情的レジリエンス
許し
感謝
謙虚
ユーモア
同一視、自分にない名声や権威に自分を近づけることによって自分を高めようとすること。
他者の状況などを自分のことのように思い、感じ考え行動すること[。
この同一視は他人から他人へ伝染する。
慈悲
マインドフルネス
節制
忍耐
尊敬
昇華(Sublimation) 反社会的な欲求や感情を、
社会に文化的に還元出来得るような価値ある行動へと置き換えること[。
例えば、性的欲求を詩や小説に表現することなどである。
抑制 意識的な衝動を、意識的もしくはほぼ意識的に延期する。
寛容
成功しない防衛
抑圧:忘れる、自分でもできることを自分で制限してしまう。
攻撃:暴力、非難、皮肉、非協力、八つ当たり、自己批判、敵意温存、
挫折した人に共通する点
断念、逃避、言い訳、我慢、
合理化:浅はかな言い訳、負け惜しみ、責任転嫁、勝手な理屈。
その他:罪意識(継続)、逃避、観念化、否定、動揺、固執、退行、定着、断念、
投射、摂取(まね)、同一視、両面価値、反動形成、転換、過剰保証、失言、弁別決定。