絶対悲観主義

「人生悪いことばかり続く」と考えるのが「悲観主義」

「また失敗するかもしれないが、次のチャンスに生かそう」と考えるのが、

「絶対悲観主義」

 

人生経験のある人は、負け戦に強い。

期待というのはその通り行かないのが当たり前、うまくいかないのを不幸というのでなく、

うまくいけば幸運と考える

最近五木寛之の「大河の一滴」という本がよく売れてるそうですが、

この濁世(だくせ)をどう生きて行けば良いか?を書いています。

泣くのはよいが泣き言は言わない。

濁った水でも足は洗える、というようなことが書いてあります。

 

仕事にはコントロールできることとできないことがあります。

だからコントロールできないことを見極めてどこまでを所与の要件として受け入れ、コントロールできることに

集中して取り組むことが仕事術。

この見極めにその人の個性やセンスが表れます。

コントロールできる部分を素早く見極め、的確に行うことが仕事にとって重要です。

その範囲がどんどん大きくなるということが成長ということになります。

 

しかし、人は成長の過程において思い通りにいかない。

コントロールできないことに直面します。そんな時は「絶対悲観主義」

 

絶対悲観主義

仕事の成り行きには4つのパターンがあり、

事前に

①うまくいくと思っていて、やってみたところ実際にうまくいった

②うまくいかないと思っていたが、やってみたところうまくいった

③うまくいくと思っていたが、やってみたところ実際はうまくいかなかった

④うまくいかないと思っていて、やってみたところやはりうまくいかなかった

 

②うまくいかないとあらかじめ悲観的に見積もっておけば、うまくいった時の喜びが上振れする。

④は、らかじめ失敗したときのダメージをヘッジしておくもの。

 

世の中はうまくいかないことの方が多い。

それを自然体で受け止める素直さ、心の余裕を持っておくのが良いというものです。

「うまくやろう」とする構えは息苦しさを生み、「うまくやらねばならない」に変じて肩に力が入ります。

事前に成功に期待し、成功を前提とするとリスクを過剰に感じてしまいます。

絶対悲観主義は気持ちよく川の流れに身を任せるための実践的哲学である”

 

楽観主義、そして行動主義

①と③は楽観主義。

絶対うまくいくと心に決めてチャレンジして達成する。

うまくいくと思うことで勇気が湧き、一歩が踏み出せます。

また、実際うまくいかなかった時に何故そうなったのかを振り返る機会をつくることができます。

成功モデルをあらかじめイメージすることでその軌道から外れたことに対してその都度打ち手を考えることができる。

 

②では初動が遅くスピード感が出ない、踏み出す勇気がでません。

④では落ち込みは最小限かもしれませんが失敗を振り返る機会が失われて学びが薄くなります。

 

プライドは邪魔になる

プライドは失敗によって傷つけられます。

ゆえにプライドのある人は失敗を恐れて動けなくなります。

失敗を避けるために知らず知らずいびつな計画を立ててしまう。

絶対悲観主義にとっても、絶対楽観主義にとってもプライドは邪魔な存在です。

 

若くして功を焦る人は先が長いことを知らない

若者の特権は「これから先が長くある」ではなく「まだ何もない」ということにある。

 

「幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することである」

ベルナール・フォントネル(フランスの思想家)