人生は浮き沈みの繰り返し
人間は、物事を悲観的に考える習慣があるが、
世の中は、上下動しながらも、日々改善は進んでいる。
欧米でベストセラーの「Factfulness(ファクトフルネス)」
ビルゲイツは同著について、
自分がこれまでに読んだ中で最も重要な1冊だと述べている。
5つの重要なこと、覚えておくべきことは...次の5つ。
これらは私たちが世界に対する見方を変え、より良い生活を送るための
助けになってくれる。
1. 世界は私たちが考えているより良い状態にある
(極貧と呼ばれている人は、最近20年間で半減している)
2. 私たちは、世界を「われわれ」と「彼ら」という2つの陣営に
分割する傾向がある。
3. 常にあらゆることを心配し、事実に基づいた世界観を持つことが
できずにいると、
私たちにとっての最大の脅威に集中できなくなる可能性がある。
4. 私たちは大抵のことについて、悪化している時、変化に
気づきやすい。
5. 私たちは「恐怖による支配」というレンズを通してメディアを見ている。
(メディアは、それをあおる)
ゲイツは「私たちがどれだけ進歩してきたかを理解していれば、
進み方を加速させる
ことはより容易になる」と語っている。
「世界がより良くなっていると思わない人は
「より悲惨な出来事に目が行き、どうすることも
できないと考える」だが、
どれだけの前進が可能かを理解している人は悪い状態を見ても、
"どうすれば改善できる?"と考える。
人生は、上下動しながらも、少しづつ上昇していればよい。