ストレス耐性の鍛え方
上下にゆれる飛行機の中で鼻血を出している、幼い歌舞伎の中村勘九郎に対して、母親が「大丈夫だから勉強を続けなさい」と、
勉強を強要した事があったそうです、(徹子の部屋)。
「ストレス耐性」という言葉があります、ストレスに対する対応力です。
私の経験では、例えば、医者の誤診で1週間、もがき苦しむような経験を
してみれば、こんなことなら乗り切れるという自信がつきました。
これを乗り切ったことが貴重な経験だったので、別に腹も立ちません。
同じく私の経験で、1日12時間以上も言葉の通じない外人の中心にいて多人数から
視線を浴び続けて、何か自分の責任を果たさなければならない
(時給5万円、現地の人の月給半か月分)という様な場面を1週間、
毎日経験しても、乗り切ってみれば、平気になります。
ストレスを避けてばかりいないで、ストレス耐性を身に着ける挑戦をしていく事で、自分の中の未知の潜在能力、可能性に気づきます。
黒部ダムを造った人々は、補給もままならない極寒の山の中、食事も暖房も
不十分で風呂へも入れない、死と隣り合わせの過酷な環境下で1年で10年分の人生を経験したと言っています。
二ートは、朝遅く起きて1ヶ月間人に会うこともなく、何がしたいか、
するべきかの自己判断もできず、あれが嫌、これも嫌と言う怠惰な生活が保障されています。
誰の責任でしょうか?
放任の父、過干渉の母では?
若者が、上司に仕事のことを聞かれ、普通に答えたが、上司に心配かけた
と過大に考え、気にして飛び降り自殺した(TV)
幸い一命を取り留めたが、心がやわすぎる、温室育ちで心の根がしっかりしていない。
こんなことで自殺してたのでは、幾つ命があっても助からない。
心を風雨にさらして全天候型に耐えられるように鍛えなければならない。
ゆとり教育を受けた「ゆとり世代」は貧弱ということのようです。
軍隊では朝から晩まで殴られる生活ですが、慣れると、ひ弱な男でも
強くなれる。(やなせ たかし)