「心の状態」を想像し理解する能力
(メンタライゼーション)
自分や他者の行動の裏側にある、感情、欲求、
信念、思考 などの「心の状態」を想像し、
理解する心理的な能力のこと
と表現され、特に対人関係における
感情の調整に役立つ。
「心の状態」の認識
相手が何を感じているか、なぜそのような
行動をとったのかを想像・推測する。
行動との関連付け
言動が表面的なものではなく内的な心理状態に
起因していると理解する。
「誤解を理解する」こと
自分の解釈が常に正しいわけではない事を理解し、
他者は独自の視点があることを認識する。
誰でも持っている能力だが、極度のストレス下や
感情的な場面では低下しやすい。
幼児期、養育者との安定した関わりの中で
育まれる。
※メンタライゼーションが低い状態では、
人の心の動きを適切に捉えられません。
メンタライゼーションが低い状態
以下のような状態は、心の動きを適切に
捉えられていないとされる。
外面的な行動だけに注目する
心の裏側を想像しない。
過剰な支配・決めつけ
他者の感情を無視し、自分の意見を押し付ける。
ネガティブな歪曲
他者の意図を悪く解釈する。
「相手が急に怒り出したのは、悲しいという
気持ちが隠れているからかもしれないそういう
理解ができない。
「自分が今イライラしているのは、
仕事の疲れが溜まっているからだ」と自分の状態に
気づく。