運命の扉を開く考え方-2

成功と失敗のサイクル、プロの考え方
ビギナ-ズラック(初心者の偶然の成功)は失敗への誘惑。
素人=偶然の成功を期待する。

「自分ならなんとか出来る」という慢心が失敗の元。

最初から「よしやるぞ!」というポジティブ思考の者は、

失敗の可能性が高い。
成功体験が災いし、リスク感覚が後退すると、

あとで過大なリスクを抱える。
必然の失敗」を経験すると、不幸、不運と自己暗示をかけ、

さらに不運に拍車をかける。

 

プロは、知性と努力によって偶然を、いかに必然に導くか

ネガティブに反省し、冷静に挑戦し努力する。
好調時:プロは不調の始まりと理解、自己調整。

素人は「期待過剰」に陥り失敗を招く。

 

プロは、好不調にかかわらず継続的な努力をする。

素人はその都度一喜一憂する。

例:イチロー、歴代最多安打記録を達成録を達成しても、

彼のコメントは冷ややか、「別に目標としていなかった。」

 

失敗と成功の分かれ目  ──────────
有名なプロゴルファ-やイチロ-は常に基本に戻る。
人生はすべて機会である、思い切りと行動で、機会を逃がさないこと。
成功できない者は、先伸ばしと優柔不断、

永遠の準備で機会を失う。

 

1の事しか努力していないのに10の事を望んで成功するはずはない。
何事も“反省”と勉強なくして成功は有りえない。

大半の者が時間の浪費(形式的努力)知識も経験もなく未熟のまま

欲だけで夢を描いても無駄。
悪い兆候を見逃し続ける甘さ、私情移入、勇気のなさが失敗を招く。

 

失敗の要因

私情(好き嫌い、思い込み、欲、プライド)

情報不足(勉強不足)不手際(経験不足)
おごり、ゆるみ、急ぎ(準備不足)迷い(自信のなさ)

怖さ知らずの欲望、過剰期待、 依存心、過剰反応、遅れは、失敗の条件。

頑迷さ、頑固さがこれを助長する。


失敗も成功も過去は一気に捨てる。しがみついていては没落する。
揺らぐ事なく、動ずる事なく見極め、ただ今日成すべき事を、実践すべし(原子仏教)
停滞は死である、常に挑戦的に行動しなければ、衰退していく。
開放系(新陳代謝、自己開拓による発展の持続)か、

閉鎖系(努力なしのじり貧)か。

 

辛抱強さや、冷静さは知能指数よりも重要(バフェット)。
人間のやることだから失敗はある、だが、

失敗の処理に失敗するな(ケインズ)
失敗をくり返すのは、自分の弱点のせいである、

自分自身の問題点を正さねばならない 。

運命は、性格の中にある必然である。

 

不確かな事に対する予知の確率を高め不幸を防ぐには
吉当てよ!気働き(心を使う)知(頭を使う)足を使う、

手を惜しまない、予測する。

認知的節約(努力をしないで安易な思い込み)をしない、間違いの元。
当たり前の原則(当たり前の事を当たり前に行う)を守る。

 

広く社会の変化や事件に毎日注目し、その原因や背景、

リスクを知る努力を怠らない。

日常起こる様々な事柄に対し、広く関心と興味と「疑問」をもち続ける。
より確率の高い、信じられる事を積み上げ(研究)

 

「にせ物」に対する判断力を養う。

白黒のつけられない物事は、より常識的、一般的、客観的な考え方で判断する。
物事を突き詰めていく考え方により観察眼をつけ、安易に権威や流行に依存しない。

 

頭と心はいつも鮮明にして「気を充実させる」、知性より感情が先行すると誤る。
日常の安全行動を心がけ、不安全行動をしない。
通俗的なもの、不確かなもの、まがい物に惑わされないように注意を払う。下記参照

 

リスクから身を守る為の努力を怠らない。
予測できない不運や、不慮の災難にあっても、勇気をもって転身し、健全に対応する。
例:B’Z の稲葉は、夏でもビ-ルは飲まない、鍋物をよく食べる。
松本は、エヤコンの風に当たらない(NHK創作の舞台裏から)。
バレリ-ナの森下洋子は、60代になっても1日4~5時間の練習を欠かさない。
飛行機の中で(ファ-ストクラスで)もレッスンをした事がある。

 

小澤征爾は、毎朝5時に、楽譜の勉強を欠かさない。
賢い経営者はチャンスに果敢に挑戦するが、リスクは常に最悪を予測する。
不安感を持っている人は、周囲に否定的な感情をまき散らします、その影響を受ける人は「不幸予備軍」の人です。安易なその場だけの安心感に逃げ込んでいるうちは問題は、
解決しません。常に問題に立ち向かっていく勇気を持つことが本当の開運です。

  

進展のない人─人は正しい目標を失うと「偽りの目標」にはけ口を求める。
失敗をくり返す、矛盾したもの、不明なものに興味関心をもち、疑問をもたない。
世論、世間一般、大衆相手のマスコミの誘導に影響される、特殊事例、例外に興味。
無知の状態に安住、自己否定、常識の迷い、迷信、不確かなもの、詐欺事件に関与。
古いものに回帰、にせもの、まやかし、まがい物、暗いもの、汚いものに鈍感、、
不安感、何かに依存。雑然としたもの、喧噪の中ですごす。取りとめのない雑談。
亜流への執着(判断力をなくす)。成長しない人と付き合う。

 

メンタルタフネス(精神力の状態分類)色の好みとの関係  
黒を好きな色の1番に選んだ人は、何ひとつとして本来あるべき状態になっていない。
現状に不満であり、多くのことが自分に要求され過ぎていると感じている。
自分の意見に固執して、他の意見を絶対に許さない。
この抗議の気持ちから反抗、放棄したいと思い、賢明さを欠く無謀な行動をしがちで
ある。

否定を表し、断念や究極的な降伏と、放棄を表している。
1~3番に選んだ人は、極端な性質をもった、代償的行為を引き起こす。 

 

運をよくする4つの原理(ラックファクタ-/英国の心理学者)
1機会が訪れた時に最大限の活用ができるよう常日頃から準備をして機会を逃さない。
(憶病や無謀、無知、不注意、不摂生、否定的な考え方は、不運の確率を高める)。
2不満に耐えて、不運の状態を乗り切り、努力の積み上げをしていく。
3明るい未来への期待感をもてる細かな人生目標を毎日もつ。
(「期待表現の効果」おまじない、御守り、お祈り、スロ-ガンなど)。
アンカリング
4不運の時も、前向きで建設的な思考の変換を行なう(リフレーミング)
「頭と心の使い方」ができる。、
(誠意、努力する者は、幸福の確率を高める)。
この考え方で、運が悪いと思ってた人のほとんどが運がよくなった。

 

正常な判断力をつける方法 
「健全に判断する能力」を身につける事が成功への第一歩。
人生のほとんどすべての不幸は、誤った考え方から生じる。(スタンダ-ル)
自己の感情のみに敏感だと(自己保身、自己愛傾向が強い)他人との客観性を失う。
脳の中の扁桃体:いつも、好き嫌いの感情を優先すると物事が悪循環に陥る。
前頭葉:行動の最終判断をする。脳(前頭葉)が老化すると気が散る、無気力、
無計画、細部に注意できない、衝動的行動、身なりを構わない。
計算と運動によって前頭葉は活発になる。

運動すると記憶力を司る脳(海馬)の働きが高まる。

 

目標設定は最後の最後を目標にし、すぐ次の目標を設定する。
安心すると能力が落ちる、目標喪失感。
注意:知性の働きが止まった時に現れる幻覚や、妄想は、神のお告げではない。
にせ物の宗教は、幻覚、幻想を悪用する。現実を直視する事が大切。

 

不幸となる要因
不幸(人や事、物、環境)への接近、悪い連鎖、悪循環を断ち切る。
(潜在意識の中に自己否定、不可能性の証明)。判断は自分自身。

 

性格のゆがみが運気を壊す。

頑固さ、執着心、人へのうらみ、過去の悔やみ、虚栄心、

勝気、短気、怒り、感情的、偏った自己愛、暗さ、依存心、甘え、傲慢さ

自己否定感、悲観主義など。

 

釈迦の3つの戒め:1無知、2物事の見極めのなさ、3過ぎた欲。
無知(いい加減さ、無関心、怠惰)、不決断(永遠の準備)。

 

ついている人と、ついてない人
×ついてない人:
良い情報があっても 頭葉の理性的判断に従わないで、

好き嫌いの「否定的な扁桃体の判断を優先」これに従う
物事の白黒をつけたがると感情が出る。

「世の中は、白と黒ばかりではない、グレーゾンが一番広い、

真理は常に中央にある(田中角栄)


失感情症は、自己破壊的な行動、感情との交流が悪く、感情が暴走。
思いこみ、ストレスが、悪感情を刺激する。
愚痴ることで、脳が疲れ、ストレスが増え、ツキがなくなる。
早口で話す人、ケチをつけられる事を避けるため(逃避)。
病気の状態に気づかない。

 

ついている人:チャンスに敏感(情報、人との縁、自己アピ-ル、学習)。
どんな境遇でも、常に自己研鑚を怠らない。
やがて来る未来のために、今、何を準備すべきかを心得ている。
心の遊び方を心得ていて、ストレスを回避できる。
自己肯定感を持続しつづける。
自分の頭で考え、判断する習慣をもっている。
イザという時、時間、資金、努力を集中できる。
常に挑戦する課題をもっている。

 

開運の心得    
1心身のホメオスタ-シス(心身のバランス機能、自然な感覚)を重視。
調心:頭と意識はいつも鮮明に、感情はいつも安定させ、心に毒(雑念)を持たない。
調息:呼吸法で、内蔵機能(自律神経)を調整。
調身:体の叫びに気づく、無理を重ねない。

2安易な他力依存や、こうすればうまく行くはず式「期待先行」の考え方をしない。
宗教依存、友人依存、親兄弟依存、評論家依存、本中毒、うまい話を追い続ける人。
不運であることに執着する、健康に無関心、何事もわずかな努力ですぐあきらめる等。

 

ハインリッヒの法則:失敗の前には300の“ひゃっと”がある。
その後で、29の小さな失敗があり、大きな事故に。
脳や意識がうまく機能してないと思ったときは、細心の注意を!

3気働き:定物定位(あるべき所に、あるべき物が、あるべき状態にあること)。
5S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)を心がける(斉藤一人の秘訣)
人生は決して砂糖の様に甘く容易なものではなく、辛く厳しいものと考える。


ミッチェルの法則