親の子供に対する指導法

------------親の子供に対する指導法----------------

 

「こうしてくれたら」という理想と現実の子供を照らし

合わせる評価が、子供にマイナス評価を与える。

公式: 理想ー現実=自己否定感(負け犬)。

 

×悪い例---------------------

「早くしなさい」「だめ」「がんばりなさい」

 理想に近づけようとする言葉は、悪い結果を生む。

 

×悪い例---------------------

 親が、子供に話す時に多いいのが、

 「あなたは~ネ!」の(断定的な言い方)は、

  子供の自己否定感につながる。

 

 ○良い例----------------------

  例:「がんばったね」「早くできたね」

 「もう少しこうしたら」など。

  子供を勇気付ける

 「ポジティブコミュニケーション」が必要。

 

  ○正しい言い方------------------          

 「私はこう思うけど、あなたは、どう思う」-- 

  I  massage  communication.

  この話し方なら話し合いのきっかけができる。

  これが「子供の自己肯定感」をつくる。

 

 「貢献感(自己の存在感)」「共同感覚(仲間感) 社会的関心)」が

 育ってないと、自己中心主義になり社会的問題を起こす。

  

  ○叱かり方----------------------

 「こうやりなさい」人格をしからないで行動を叱かる

 「こうした方が良い」と、代替案を示す。

  この叱り方なら、きつく叱かっても良い。

 

-----親子関係における心理的葛藤と矛盾-----

 

  二重拘束:「私の言うとおり自発的にやりなさい」

 (親の矛盾した指導)

 

  転移させる:自分でも気がつかないうちに、昔の親子関係の感情を再現させる。

  過去を繰り返し、退行する。

 (父親が怖かった、は、男性が怖いに)

 

 体言葉:母親と一緒に居たい気持ちが腹痛に。

 愛情が満たされない時、食べることを代替として過食症に。

 

 投影同一視:赤ちゃんが不満があるが、言葉で言えない時、母親を怒らせる行動を起こす。

 

---両極相反:相反した感情が共存したとき---

 

几帳面とルーズ、優越心と劣等感・愛と憎しみ、やる気と、怠け心。

自立と甘え:甘えたくても甘えられない時に噛みつく、 ゆとりを持って受け入れる。

動機は承認を求めている。

 

条件つき:親が良く使う手として、取引がある。

例えば「野菜を食べなさい、そうしたらデザートをあげる」。

  

何々してくれたら、何々する。という、この考え方

が、子供の性格形成に悪影響する。

 

※条件つき指導の問題

親は、結果に注目して心の成長過程に関心がない。 

すぐには成長しない、経過を見守るのが親の役割      

       

期待どうりにすると可愛いがるが、失敗したらボロ くそに言う、

結果、登校拒否になる。

       

行為ではなく人格そのものに対しては,無条件に 認める。

(または、慰める無条件の肯定的ストロークを与える)

 

怒りに対して

激怒は、自己愛人間の特徴。

怒るか,怒らないかを選択し怒りをキャンセル

我慢するのでなく怒りの処理の仕方を工夫する

 

感情は、行動に影響する、だからいい気持ち の状態を保持にしておく。

  

反抗に対しては「あなたは拒否したいのですね」という捉え方を。

怒らないで「あなたは、私を怒らせ様としている のですね」

 

いたりしない。