ひきこもりについて

最近の調査では、15歳から64歳までの

引きこもりが110万人いるといわれています。
仕事をする気もなく、朝起きられないという理由で80歳の母親の年金と家事に頼る生活をしている男性もいます。

彼らは、大抵、昼夜逆転の生活スタイルで、自律神経を狂わし、免疫力を下げて、栄養的にも悪く、運動もしないので体調が、悪く、自ら引きこもりの理由を作り出しています。

朝起きられない「起立性調節障害」「自律神経の整え方」

不登校、引きこもりの原因参照


他人との接触を拒み、人と会いたがりません。

男性が8割と圧倒的に多く自尊心が関係しているという説も、自尊心と、

何とかしなくてはという両面からの葛藤状態です。

 

根本原因は、親の誤保護、典型的には、父親の無関心&母親の過干渉。

環境的には、パソコン、ゲーム、専用部屋、親の生活費供給と食事の世話。

冷蔵庫、彼らは家族と食事はしません。

ベッド、昔は居室と寝室を共用してたので起きざるを得ませんでした。

 

真夜中にこっそり冷蔵庫の中のものを食べる。または、コンビニに行く。

これも昔はなかったことです。

成長するまで子供と話したこともないという母親も。

 

私が相談を受けた事例は、40代男性、父親は放任、母親は口やかましく、

息子は母親を憎んでいる。

ほかの例でも同じでした。
ある家を見学に行ったとき父親の書棚は廊下なのに男の子と女の子は、それぞれ6畳の個室を与えられ男の子の部屋には「入室禁止」と書いてありました。

引きこもりの初期です。

 

女性が家の設計の主導権を持つとこういう事になります。

巣作りの最終段階ですが、
男は、家の設計にも関心を持たない例が大半です。

 

アメリカでは子供の部屋は寝るだけ、勉強はリビングでというスタイルを日本人は誤解しています。金持ちの子でも新聞配達をしています。

(日本では80代で新聞配達も)
大きな社会的損失です。

個室もなくパソコンもコンビニもなかった時代にはなかった社会現象です。

昔、子供は親を養う事を考えていました

 

まずは、正常な生活スタイルに復帰、体力を回復すること、1日1時間でも仕事を始めること、人慣れすることです。

 

★対策

規則正しい生活習慣を守らせる。

作り置きの食品は絶対作らない。

 食べ物を子の部屋まで運ばない。

小遣いを与えない。

自活するまではパソコン、スマホは持たせない。

 テレビを子の部屋に置かない。

ウンセリングを継続して受けさせる。

学校か習い事か、わずかでも仕事をさせる。

散歩など運動の習慣をつけさせる。

親が子の甘えを許容しない。

 

心理的引きこもり