不登校引きこもりの親と子のあり方①

親の特徴

父親の無関心、存在感のなさ、母親の過干渉は不登校、引きこもりの原因に

なりやすい。

母親中心の世界は狭い。

母子家庭の母親は感情の起伏が激しい。

 

特に性格に問題のある母親は、子供の成長を阻害する。

親が、子の対応の方法に自信がないため子に遠慮しすぎるか、干渉しすぎ。

特に、母親は、子供の「子供的な感情」に巻きこまれている。

(エゴグラムのC的交流CがAを汚染する、Aの働きを弱める

 エゴグラム

 

本来の父親的な厳しさも母親的な優しさも高くなくてはいけません。

しかし「厳しさのない優しさ」は不登校の解決になりません。

結果、「親としての規範」を示すことが出来ない。

父親不在の家庭に非行が多い

(いるだけでは不可)

 

母親主導で父親の存在がない場合×

口やかましい、母親または父親×

無気力で、ただ優しいだけの父親×

(実際は放任、無関心)

 

インテリの親は勉強だけできればよいと思っている。

事例:医者の子が父親を殺した。

父親が、ファッションデザイナーの子が万引きをした。

子供に直ぐ結果を求めると子供を追い詰める。

家族間のコミュニケーションが欠如している。
受け手の親が、広いストライクゾーンを持っていない。

 

親のあり方

親の自立

「親が自分の人生を生きている」ことが大切。

母親の笑顔、弾んだ声が大事。

親は、子供との会話方法は、心理学的に勉強しつ続けないと向上しない。

(参考「こんな子供に誰がした」

この親の姿勢が大事です。

 

ただ甘やかすだけでは永久に子供は自立できない。

 父は「凛」として「社会の代表」

「社会規範を示す存在」であること。

職業、学歴は関係なく、

行き過ぎた「あるべき論」「道徳論」はNG

 

原則「最低の社会規範」=「しつけ」は指導しなければいけない。

今の社会は、この「しつけ」が忘れられている。

ただし、過度の躾は心が育たない。

学校へ行かない事は家では自由で勉強しなくてもいい、好き勝手なことをやればいいというものではない。

 

不登校だから親が遠慮して何も統制しないのは良くない。

(口やかましくと言う事でなく対話を通じて)

親が変われば子供が変わる。

親が子供の友人関係に口を出すと友人が出来ない。

 

家族関係の再生
家族関係の再生が必要。
慎重にしすぎると時間はすぐ立つ。
親の異性感を子供は真似る。

父親と毎日話す。
親の失敗談を子に話す。

 

母親は、父親の悪口は言わない。
親の安定志向(公務員)は駄目。

家族関係は両親のみではなく、同居に関係なく、親族関係全体の分析が必要。

心理カウンセリングの家族療法は役に立ちません。

家族療法

 

親から子供に発する言葉

何かを依頼する。

「助けて」「協力して」感謝する

「ありがとう」「嬉しい」

親が「おはよう」「お帰り」と挨拶、

声掛けをする。

心に残る事を話す、いい言葉は、行動が穏やかになる。

 

何でも話せる相手

親は子供を受け入れ、聞き手になる。

親子関係の基本=「雑談」⇒話し合いができる関係

家続関係の6段階

 

子供は、雑談できる、おしゃべりな相手の所にいく。

本音が話せる相手を探す。
親以外にありのままに自分を受け入れてくれる人を探す。

 

異年齢の何でも話せる相手がいたら一歩踏み出せる。

子供と気軽に話せない場合、親以外の他の理解者が必要。
例:(親せき、友人、家庭教師)

 

★子供の立場

子供は親をモデルとする。

供に期待ばかりする親に違和感を感じる。

思春期は、心と体のアンバランスな時。

心は子供のままで体だけ成長する。

このアンバランス感についていけない。

 

子供が弱音を吐けない事を親が知らない。

思春期はストレスがたまれば、攻撃心を持ち爆発する。

 

対策

 玄関の履物を整える。

家の掃除、片付け、洗濯、整理整頓で家庭環境を整備する。
良かった事をつきとめる。

どんな場合でも親は、全面的に子供を信じること。

子供の失敗、挫折、無駄をマイナスと 考えない。

 

成長のプロセスを関心を持って段階的に見守る。

step by stepじわじわ良くなる。

 

最初が大事、結果を直ぐ求めない。

生き物の世話、庭いじり、塗り絵

クラブ活動、習い事の成果を求めない。

 

まずは、体力回復、栄養改善から

運動(体を動かす)

早歩きセロトニンが出る

(顔が良くなる)

リズム運動、スポーツ観戦 、神社・庭・広場・公園・土手・海・山・港、

へ出かける。

 

生活のリズム
規則正しい生活のリズムを整える。

早寝、早起き、朝ごはん、

(朝食を抜くと血糖値上昇、コーヒーのみで急に血糖値を上げない

 

体内時計を整える。

午前中に外の光を浴びる。曇りの日も、

 昼夜逆転の対処法

 就寝

夜10時から11時までに寝る。

体のウツには、夕方、抗うつ薬を飲む、

 

食事

一人で食べる弧食を避ける。

そばにいるだけでも、よい。

作り置きで食べさせない。

下記の食品は避ける。

コンビニのすべての食品飲み物、ファーストフ-ド、ケーキ、

清涼飲料、果汁入りジュース、スポーツドリンク、

冷凍食品、レトルト食品、インスタント、回転すし、牛乳、乳製品、

パンケーキ類。

麦の食パン良くない。

   

勉強

算数が出来るようになると興奮しなくなる。

WISCⅢテスト他 年齢に応じてテストは5種類

国語、算数、数学などの基礎学科は、レベルに応じた「公文式が良い」

 

 不登校引きこもり親と子のあり方②