不登校、ひきこもり原因と対策④
★親の特徴
父親の無関心、存在感のなさ、母親の過干渉は不登校、引きこもりになり
やすい。
母親中心の世界は狭い。
母子家庭の母親は感情の起伏が激しい。
特に気の強い母親は、子供の成長を阻害する。
親が子の対応の方法に自信がないため子に遠慮しすぎる。
特に母親は、子供の「子供的な感情」に巻きこまれている。
(エゴグラムのC的交流、CがAを汚染する)
本来の父親的な厳しさも母親的な優しさも高くなくてはいけません。
しかし「厳しさのない優しさ」は不登校の解決になりません。
結果「親としての規範」を示すことが出来ない。
父親不在の家庭に非行が多い(いるだけでは不可)
母親主導で父親の存在がない場合×
口やかましい父親×
無気力で、ただ優しいだけの父親×
(実際は放任、無関心)
インテリの親は勉強だけできればよいと思っている。
ex:医者の子が父親を殺した。
父親がファッションデザイナーの子が万引きをした。
子供に直ぐ結果を求めると子供を追い詰める。
家族間のコミュニケーションが欠如している。
受け手の親が広いストライクゾーンを持っていない。
★親のあり方
親の自立「親が自分の人生を生きている」ことが大切。
母親の笑顔、弾んだ声が大事。
親は、子供との会話方法は心理学的に勉強しつ続けないと向上しない。
(参考「こんな子供に誰がした」)この親の姿勢が大事です。
ただ甘やかすだけでは永久に子供は自立できない。
父は「凛」として「社会の代表」「社会規範を示す存在」であること。
職業、学歴は関係なく。
行き過ぎた「あるべき論」「道徳論」は×
原則「最低の社会規範」=「しつけ」は指導しなければいけない。
今の社会は、この「しつけ」が忘れられている。
ただし、過度の躾は心が育たない。
学校へ行かない事は家では自由で勉強しなくてもいい、好き勝手なことをやればいいというものではない。
不登校だから親が遠慮して何も統制しないのは良くない。
(口やかましくと言う事でなく対話を通じて)
親が変われば子供が変わる。
親が子供の友人関係に口を出すと友人が出来ない。
★家族関係の再生
家族関係の再生が必要。
慎重にしすぎると時間はすぐ立つ。
親の異性感を子供は真似る。
父親と毎日話す。
親の失敗談を子に話す。
父親の悪口は言わない。
親の安定志向(公務員)は駄目。
★親から子供に発すると言葉
何かを依頼する。
「助けて」「協力して」感謝する「ありがとう」「嬉しい」
親が「おはよう」「お帰り」と挨拶、声掛けをする。
心に残る事を書く、いい言葉は、行動が穏やかになる。
★何でも話せる相手
親は子供を受け入れ、聞き手になる。
親子関係の基本=「雑談⇒話し合いができる関係」
雑談できる、おしゃべりな相手の所にいく。
本音が話せる相手を探す。
親以外にありのままに自分を受け入れてくれる人
異年齢の何でも話せる相手がいたら一歩踏み出せる。
子供と気軽に話せない場合、親以外の他の理解者が必要。
例:(親せき、友人、家庭教師)
★子供の立場
子供は親をモデルとする。
子供に期待ばかりする親に違和感を感じる。
思春期は心と体のアンバランスな時。
心は子供のままで体だけ成長する。
このアンバランス感についていけない。
子供が弱音を吐けない事を親が知らない。
思春期はストレスがたまれば、攻撃心を持ち爆発する。
★対策
玄関の履物を整える。
家の掃除、片付け、洗濯、整理整頓で家庭環境を整備する。
良かった事をつきとめる。
どんな場合でも親は、全面的に子供を信じること。
子供の失敗、挫折、無駄をマイナスと 考えない。
成長のプロセスを関心を持って段階的に見守る。
step by step じわじわ良くなる。
最初が大事、結果を直ぐ求めない。
生き物の世話、庭いじり、塗り絵
クラブ活動、習い事の成果を求めない。
★まずは、体力回復、栄養改善から
運動(体を動かす)
早歩き―セロトニンが出る(顔が良くなる)
リズム運動、スポーツ観戦 、神社・庭・広場・公園・土手・海・山・港、
へ出かける。
生活のリズム
規則正しい生活のリズムを整える。
早寝、早起き、朝ごはん
(朝食を抜くと血糖値上昇、急に血糖値を上げない)
体内時計を整える。
午前中に外の光を浴びる。曇りの日も、
外出できない場合は、光療法のブライトライト照明器具を当てる。
※目の悪い人には使えません。
最近天井を空の状態にする照明器具が出ています。
食事
一人で食べる弧食を避ける。そばにいるだけでも、
コンビニのすべての食品飲み物、ファーストフード、ファミリーレストラン、
冷凍食品、インスタント、パンケーキ類。回転すし、牛乳、乳製品、
麦の食パンは良くない。
就寝
夜10時から11時までに寝る。
⇒体のウツには、夕方、抗うつ薬を飲む、
★勉強
算数が出来るようになると興奮しなくなる。
WISCⅢテスト他 年齢に応じてテストは5種類
★本の紹介
「自分の居場所」
「過敏で傷付きやすい人達」
「わが子が不登校になって教えてくれたこと」
「バタ足人生」
「A Live 僕が生きる意味を見つけるまで」
「子供4人が不登校になった父が語ること」
「感じない子 心を扱えない大人」
「いい家族を願うほど子供がダメになる理由」
「学校へ行けない子供たち 登校拒否を考える」
光療法に使うブライト

新聞に紹介された引きこもり相談員、
黒にグレーの服装にブレスレッド。
これでも相談員??男です。

同じく新聞に掲載された、不登校、引きこもり相談の専門団体のスタッフ。なぜ同じ様に
黒にグレーの服装なのか??
色の心理がわかっていない、本人自身が悩みを抱えている。取りあげた新聞記者も!
