親の子供への影響
幼児期の葛藤場面(外傷体験)を再体験
自身の禁止令の影響を知る。
問題となっている言葉は誰と話している時か?
そのとき何を言われたか?
どんな禁止令を使われたか自分で探ってみる
厳しく父親から叱られている場面。
「もう、お前は私の子供ではない」と
言われている場面。
「存在するな」の一番厳しい禁止令
親の死に接し
周囲から「しっかりせよ」といわれた場面。
「子供であるな」の禁止令
⇒禁止令
親の夫婦喧嘩で自分が不安になっている場面。
子供の脳の発達に悪影響します。
子供がものを言いやすい条件
行動と感情の制御をする「脳の前頭前野」を
鍛えるには、母子間、家族の会話がポイント。
①親子が、自分の時間、趣味を持っている。
②親が子供の話をよく聞くと子供の自己肯定感
が高くなり子供が意見も言いやすくなる。
③家族仲が良い
「お互いが関係性を維持している」
性格に影響し今の気持ちを味わった時期
何才頃の事で、何が起きたか?
この様な状態と現在の問題がダブル場面を捜す
ある場面から検索する…
親の反応は、どうであったか?
例:遅く帰宅した時,口答えした時,
ケガをした時,
例:4才頃に受けた,親からの矛盾した命令を
処理できていない自分。
悪い事がわかっていてもやめられない
言葉のわからない頃に受けたゆがんだ自己像、
※「否定的自己評価」
子供のころ反抗が出来なかった抑圧された攻撃性
これらが顕在化すると、無意識の罪悪感が働き
※「自己処罰のゲーム」をする。
例:交通事故を繰り返すなど
おとなしいいい子はすごい反抗心を秘めている
実例
1.父が厳しかった看護婦…厳しい男性の上司
に正論が言えない、男性恐怖症。
父(男性)との接触が少なく上司の優しさ
に気づかない。
「親しくするな」の禁止令
2.父親に養育されると男性に対して肯定的な
子供になる。
3.職人的な父をもつ医師…
客を名前で呼べない医師、
3度の生死を分ける交通事故に遭っても、
無謀運転がやめられない。
親の期待に沿えない自分を責める。
※「自己処罰」
4、父が能力を認めなかった教師
人に対する強い対抗意識(能力の証明)
「仕事中心の人生脚本」
このままだと離婚もしかねない事に気づき
父を許す事で自己変革。
その前に父親との対決場面がある場合も
5、一卵生双生児、愛情の少ない方の子は
成長度が低い。ストロークの不足
6、愛情遮断性小人症
夫婦が和解すると背の高さが一致した。
ストロークの不足
⇒ストローク
7、母親の「…してはだめ」「早く、早く」
で育てられた結果。
銀行系、コンピュ-タ-の仕事、30代、
中流以上、判で押したような生活。
1人息子、1人娘に多い。
妻を大事にする、好かれていなければ、
安心できない。
自我のコントロ-ルが固く開放出来ない。
批判によって傷つきやすい。
創造的な趣味を持つ。
非接触的な愛を好む。
知性、情動、情操、創造の調和が大事
この感情生命感のバランスが壊れると、
失感情症:感情とそれを統制する知性とが結びついていない。
白け(別に)、無責任、無感動、無関心、
情動の暴走
自己破壊的に親を殺す。
現代の教育は、主知主義
(知性のみが評価される)
現代は、知性の脳…知育偏重、技術文明の暴走の時代。
感情は、抑えられると生命力を攪乱する
動物的なエネルギー、
煩悩を知性を通じていかに出すかが課題。
ハリは脳のバランスを取る。
南無阿弥陀仏…左右の脳の合唱
子供のころ自由によく遊んだ経験が大事
「感情生命感」は記憶を良くする。
建築家の安藤忠義は、家で宿題をすると怒られ
たので、よくケンカもして野山で良く遊んだ。
よく遊んだ子は、成功者に多い。
親子などの世代間境界が適切な時は健全
壊れると…登校拒否、家庭内暴力。
条件つき教育
期待どうりにすると可愛いがるが
失敗したらボロくそに言うと登校拒否。
子供の頃反抗が出来できず抑圧されると
攻撃性が顕在化すると無意識の罪悪感が働き
※「自己処罰のゲーム」をする。
甘えたくても甘えられない者は噛みつく
ゆとりを持って受け入れること。
噛みつきも、怒らせる事も
交流の動機は承認を求めている。
ごく自然な教育的な言葉が人をダメにする。
劣等感は、※不適応行動を招く。
問題と直面する事を避け悩まないと症状が出る
例:登校拒否
「ほらほらダメね失敗したでしょう」
「急げ、頑張れ、しっかりしろ、完全に」
過剰期待で失敗する
母親の「…してはだめ」「早く、早く」で育てられた
結果は、自我のコントロ-ルが固く、
①自分を開放出来ない。
②批判によって傷つきやすい。
③被害者意識…他罰主義
④相手を悪者にする…自己愛→閉鎖
リフレイミング
言い方を工夫して良い
ほうの考え方に変える。
説教はマイナスのストロークだからよくならない。

