上司とのトラブル
上司とのトラブルの相談があった場合には、
「悪い奴ほど出世する」と言う本を
紹介する場合があります。
上司の存在理由とは?
上司1人に権限が集中する組織体制に問題の本質があり、最近では管理を分散する
傾向も1部にありますが、管理職になりたくないは77.3%です。
ほとんどの人が
優秀だと思う上司像として、仕事ができて、謙虚で部下への思いやりに溢れており、嘘をつかないような人を想像しますが、
こういう理想的な上司に遭遇する事は滅多にありません。会うチャンスがあっても、病弱であったり、早死にしています。
他人を押しのける事はしないので、出世競争には勝てません。
博愛主義者といわれるアインシュタイン、
私生活面では不倫をし、気むつかしい人だった。
ガンジーやマザーテレサは周囲や家族に対しては冷淡で残酷だった。
(「スピリチュアルズ」)
・成功者は闘争本能を持ち続ける
成功者は決して闘争本能を捨てたりはしません。
ずっと燃えたぎる闘争本能を持っています。
表面的にはクールですが、さらなる
高みを目指して自分よりも大きなものに挑もうとします。
70代のスーパーの経営者
が夜間「絶対に負けないぞ」と夜間に大声を出して歩くので、やかましかったと近所の
社員の報告もあります。
・他人をあてにしない
成功者は他人に期待することはあっても、
あてにはしていません。
・付き合うべき人とそうでない人
を瞬時に見抜く、
1つの例として同窓会には出席しません。
なぜなら自分のプラスになる者がいないから。
昔の人間関係などには執着しません。
他人はコントロールすることができない、
完全には期待できないということを知って
います。
キーエンス
(利益を出し続ける会社)の考え方
性弱説:社員に期待し信じるけど、信じきる事は、しない。
・成功者はストイックでよく努力します。
「何々せよ」の拮抗禁止令に基づいて人並以上の努力をするが、組織のためでも、
部下のためにでもなく、自分の出世のため「他人否定」の要素を持っています。
結果、パワハラ、セクハラになることもあっても一般的に会社はすぐには処分しません。
某テレビ局の例を見ればわかります。
・表面上は礼儀正しい
面従腹背:上司の前では服従するように見せかけてはいても、実際の現場では反対の
行動をしています。
この実例を見てきたことがあります。
ルールを破る、部下を出し抜く、事実をごまかす。
・情に左右されず、
すぐに決断して行動に移す
成功者は感情に左右されずに合理的に決断します。
事実をしっかりと確認して必要なものと不必要なものを見極めています。
・成功に邪魔なものを捨てる
スティーブ・ジョブズはアップルに返り咲く際にはくだらないと思った製品と
必要のない部下を切り捨て、他の誰もができなかったリストラをあっさりと
やってのけています。
・部下を思いやるリーダーは
ほとんどいない。
汚れ役を買ってでも自分の叶えたい夢を実現させる。
(会社や組織は、この者の本質に気づきません)
・ナルシストほど出世する
ナルシストの特徴は、過剰な自己重要感、他者への共感の欠如、賞賛への強い欲求、
自己中心的な行動
実際に成果を出しているリーダは謙虚なリーダーよりも自己中心的で自意識過剰なナルシストなリーダーが多い。
ナルシストがビジネスで成功しやすい理由として『自分を売り込むのがうまい』
「出る杭は打たれる」
という諺があるように、日本に限らず、一般的に、人は謙虚で目立たないことが美徳とされる文化の中で生きています。
そんな中でナルシストは嫌われる事はなんとも思っていない。
攻撃的要素を持っていて、
他人をいじめる。
権利者意識が強く、他人を搾取する立場であると心得ている。
注目を集める術を知っていて、注目を集める
(三千万人もの犠牲者を出した毛沢東や、統一教会の創始者、世界的に崇拝される人
などに共通する点があります)
・素顔(本音)を見せない者ほど出世する
どんな状況においても自分の本心を見せずに、周囲の人が期待する通りのリーダーを
演じ続ける。
陰口等、会社に対する批判も言いません。部下を思いやるリーダーはほとんどいない。
汚れ役を買ってでも自分の叶えたい夢を実現させる。
(会社や組織は、この者の本質に気づきません)