人間関係実践論③
人生相談の中で、1番多いのが人間関係、
あらゆる悩みは人間関係に行き着く
(アドラー)
「人間関係の80% はトランスファー」
どう言う意味でしょう?
考え方を変えれば解決できる。
人間関係といっても、その中身は多様で、
仕事関係、家族関係、恋人関係、家族関係、
感情の処理など様々です。
うまくいかない時は、
相手を変わらせようとしてもうまくいかないことがありますが、
自分を少し変えると、うまくいくことがあります。
要は相手があなたにとって必要かどうかです。
必要ならば、自分が変わるべきでしょう。
「君子危うきに近寄らず」
「大事、争うべし、小事、争うべからず」
他人の感情に振り回されて、
自分の感情を荒立てないこと。
(犬が吠えているからといって、自分が吠えても仕方のないこと)
相手を何じ人格、同じレベルと思うところに間違いがあります。
強く激しい言葉は、その人の主張の根拠の弱さを示しています。
つまり、コンプレックスの表れです。
怒りの表現は自分を強く見せて、
相手を操作しようとすることです。
その企みに、はまってはいけません。
「怒りを敵と思へ」(徳川家康)
自分と相性が良い人は、めったにいません。
人が自分のことを知らないのは、当然のこと、縁のある身近な人ほど大事にする事。
通常は、当たり前と思って、その逆をやります。
しかし、毒親などの場合は別です。
縁を切るか、折り合いをつけるかです。
孤立に生き甲斐はない、生き甲斐は人間関係の中から生まれるもの、
幸福な関係は、お互い似通っているが、不幸な関係は、それぞれの流儀の対立で
不幸になっている。
人付き合いがうまいという事は、
人を許せるということ、
普通、人の行動のほとんどは、正しい。
間違いはわずか、人の欠点を見るより長所を見る。
自分にも不完全さがあることを認め、人の不完全さを許すこと。
責めたところで、説教したところで、すぐには治りませんから、許すと言うよりも、
諦めた方が良いでしょう。
本人が変わろうと思わない限りは
変わりません。
嫌がらせは、自分が注目されたいために(愛情、不足)「負の感情」で注意を引こうと
しています。
軽く受け流せば良いことです。
私的感情で共同関係を壊すものはトラブルメーカーです。
心を乱されてはいけません。
相手と対立できた時は、
戦いが終われば何も残らないが、
スルーされた時は永久に戦えない、
つまりスルーすることが1番の武器となる。
人に、さげすまされても、傷つかないこと、自分の価値を失わないこと。
雨が降ろうが、雷が鳴ろうが、自分の価値に変わりありません。
ひがんで腹を立てても、
エネルギーのロスで疲れるだけです。
柳に風と、ひょうひょうとしていればいい。この方法が1番楽で、無駄なエネルギーを
使いません。
そうすれば、ネガティブな人間は近づいてこなくなります。
大事なこと、付き合う人間で人生に大きく影響するということです。