親の子供への影響

幼児期の葛藤場面(外傷体験)を再体験

自身の禁止令の影響を知る。

 

問題となっている言葉は誰と話している時か?

そのとき何を言われたか?

どんな禁止令を使われたかを自分で探ってみる。  

 

厳しく父親から叱られている場面。

「もう、お前は私の子供ではない」と

言われている場面。

「存在するな」の一番厳しい禁止令

親の死に接し

周囲から「しっかりせよ」といわれた場面。

 「子供であるな」の禁止令

 

親の夫婦喧嘩で自分が不安になっている場面。

子供の脳の発達に悪影響する。

 

子供がものを言いやすい条件

親子が、自分の時間、趣味を持っている。

親が、子供の話をよく聞くと、子供の自己肯定感が高くなり、

 子供が意見も言いやすくなる。

家族仲が良い「お互いが関係性を維持している」

   

より性格に影響し今の気持ちを味わったのは

何才頃の事で、何が起きたか?

この様な状態と、現在の問題とがダブル場面を捜す。

 

ある場面から検索する…

親の反応はどうであったか?

例:遅く帰宅した時,口答えした時,ケガをした時,                 

例:4才頃に受けた,親からの矛盾した命令を

    処理できていない自分。

 

悪いことがわかっていても、やめられない原因

言葉のわからない頃に受けた、ゆがんだ自己像、

「否定的自己評価」

 

子供のころ反抗が出来なかった抑圧された攻撃性

これらが顕在化すると、

無意識の罪悪感が働き「自己処罰のゲーム」をする

例:交通事故を繰り返すなど

おとなしいいい子は、すごい反抗心を秘めている

 

実例

.父が厳しかった看護婦…厳しい男性の上司

     に正論が言えない、男性恐怖症。

     父(男性)との接触が少なく上司の優しさ

     に気づかない。

  「親しくするな」の禁止令

 

.父親に養育されると男性に対して肯定的な

      子供になる。

 

.職人的な父をもつ医師…客を名前で呼べない医師、

      3度の生死を分ける交通事故に遭っても無謀運転が

   やめられない。

   親の期待に沿えない自分を責める。「自己処罰]

 

、父が能力を認めなかった教師

   人に対する強い対抗意識(能力の証明)

    「仕事中心の人生脚本」

      このままだと離婚もしかねない事に気づき

    父を許す事で自己変革

 

、一卵生双生児、愛情の少ない方の子は成長度が

       低い。ストロークの不足

 

.愛情遮断性小人症

       夫婦が和解すると背の高さが一致した。

   ストロークの不足

 

 、母親の「…してはだめ」「早く、早く」で

      育てられた結果。

      銀行系、コンピュ-タ-の仕事、30代、

      中流以上、判で押したような生活。1人息子、1人娘に多い。

      妻を大事にする、好かれていなければ、安心できない。

 

    自我のコントロ-ルが固く開放出来ない。

  批判によって傷つきやすい。

  創造的な趣味を持つ。非接触的な愛を好む。

 

脳の働きは知性、情動、情操、創造の調和が大事

この感情生命感のバランスが壊れると、

失感情症:感情とそれを統制する知性とが結びつい

ていない。

 

白け(別に…)無責任、無感動、無関心、情動の暴走

自己破壊的に親を殺す。

現代の教育は、主知主義(知性のみが評価される)

 

現代は、知性の脳…知育偏重、技術文明の暴走の時代。

 

感情は、抑えられると生命力を攪乱する

動物的なエネルギー、

煩悩を知性を通じていかに出すかが課題。

 

ハリは脳のバランスを取る。

南無阿弥陀仏…左右の脳の合唱

 

子供のころ自由によく遊んだ経験が大事

「感情生命感」は記憶を良くする。

建築家の安藤忠義は、家で宿題をすると怒られたので

よくケンカもして、野山で良く遊んだ。

よく遊んだ子は、成功者に多い。

 

親子などの世代間境界が適切な時は健全

壊れると…登校拒否、家庭内暴力。

 

条件つき教育

期待どうりにすると可愛いがるが

失敗したらボロくそに言うと登校拒否。

 

子供のころ反抗が出来なかった抑圧された

攻撃性が顕在化すると,無意識の罪悪感が働き

自己処罰のゲームをする。

 

甘えたくても甘えられない者は、噛みつく

ゆとりを持って受け入れること。

 

噛みつきも、怒らせる事も

交流の動機は承認を求めている。

ごく自然な教育的な言葉が人をダメにする。

劣等感は不適応行動を招く。

 

問題と直面する事を避け、悩まないと症状が出る。

 例:登校拒否

 

「ほらほらダメねー失敗したでしょう」…

親の立場での発言ではない。

「急げ、頑張れ、しっかりしろ、完全に」

(例・過剰期待で失敗する)

母親の「…してはだめ」「早く、早く」で育てられた

結果は、自我のコントロ-ルが固く自分を開放出来ない。

→批判によって傷つきやすい。

被害者意識…他罰主義

相手を悪者にする…自己愛→閉鎖

 

リフレイミング

言い方を工夫して良い

ほうの考え方に変える。

説教はマイナスのストロークだからよくならない。