己に背くもの

不運な人は、良い情報があっても 頭葉の

理性的判断に従わないで、好き嫌いの

「否定的な扁桃体の判断」を優先、

これに従います。

 

「不運な人は、事実を否定し、抵抗しようとして、迷いの世界に迷い込む」

こういう人は、まよわず、怪しい占い師のところに一直線に行きます。

 

心理学の中の交流分析に⇒「診療室という

失敗を証明することに努力します。

 

「次々に医者を渡り歩き、誰も自分を治せないこと証明する努力をする人」は、

「ダメな治療者にかかりたいと言う強い欲求を持っている」この例と、

まったく同じです。「交流分析療法」

 

「人間は本能的に、脅威を実際より大きく

見る反面、可能性を実際より過小評価する傾向がある」(神経心理学)

 

自ら、トラブルを誘発する様な動き方をして

「自分は不幸な人間だ」という人がいます。 

何故、人は、間違ったことを求め、信じるのでしょうか?

「自己否定の人生脚本」(交流分析)をもっているために「不可能性の証明に努力」

しているからです。

人の行動を観察しているとよくわかります。

「成功と失敗の分かれ目」

 

「人の貴い努力を、むなしく終わらせるような傾向が、己の中にあることを知り、

その盲目の衝動から己を守ることが、

失敗から成功へ向かう第1歩であり、人間を不幸から、解放することなのである」

(参照「己に背くもの」)

 

毎朝、占い師のところに行かないと、

1日が始まらないという人も現実にいます。

占い依存の病的な人は、毎日鑑定所に通い、

良い結果が出る占者のところに行き、安心して帰ります。

不安感が強く、愛情不足の人です。

 

不運な人は、「自分で運命を支配し、回避できる」という幻想を持っています。

こういう人は、アドバイスは聞きません。 

いつも暗い、排他的な、または攻撃的な表情をしています。

それでも占い師のところに来て

「何とかしろ!」という態度をします。

 

宗教にこるとか、成功が売りの怪しい講演会や、教材、流行本に、

すぐに飛びつきます。  

 

最近、「実現しない夢」が売り物のセミナーが多いと聞きます。

こういうものに多額の費用をかけ続けています。逆に、自分に迎合、依存する者

探しを一生懸命している人もいます。

 

高い教材を売るために、片方の者が脅かし、もう片方が慰め、教材を契約させる

という手口があります。

こういう商売をしてた人は、足を洗いました。

 

以上のような人は、解決が目の前に来ると逃げます。

自分が悪いことを知りながら、一切改めず、神社、仏閣、開運商法にのめりこむ人もいます

主人に逃げられ、以上全てをやったという人が、いい答えを出す約束をする

ことが条件で占ってほしいといってきて直前でキャンセルした事があります。

「自分は何も変えずに、良い結果を望む」というタイプです。

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